今日コンビニで『人生はニャンとかなる!』というふざけたタイトルの本を衝動買いしてしまいました。
表紙の猫の写真に思わず手に取り、たまたま開いたページにヤられてしまったのです。
それは「見えないところにヒーローはいる」と書かれたページで、
車の下にちょこんと座った白い子猫が、ヒーローのマントよろしく赤いリボンを首に巻いている写真が載っていました。
可愛らしくも凛々しい子猫の表情も良かったのだけれど、
そのタイトルからふとある人の事を思い出したのです。
もう何年も昔の事、ある大きな駅で定期券を買わなければならなかったのですが、
販売機で買うのが初めてだったため大変難儀しておりました。
何でうまくいかないのかわからないし、周りの人にはチラチラ見られるしで、半ばパニックを起こしていると、一人の青年が声をかけてくれたのです。
彼は、思わず身構えてしまうくらい完全に目がイっていたし、若干挙動もおかしかったのですが、
それでも私が使い方が分からなくて困っていることを話すと、
説明しながら私の代わりに定期券を買ってくれたのです。
そして、何度も礼を言う私を残し、颯爽と去って行きました。
他の人にどう見えたかはわかりませんが、あの時彼は間違いなく私のヒーローでした。
あの嬉しかった気持ちを思い出したら、買わずにはいられなかったのですよ。